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夏休み・コロナ渦だから取り組んだ、新しい習慣づくりの記録

 

我が子よ、そんなにアメリカ人にならないでくれ…

ウチは国際結婚をして、ダンナはアジア系ですがバリバリのアメリカ人です。

なので子育てで一番怖いのは、アレですよ。

 

子供たちが英語しか話せないあまり母とコミュニケーションを取らなくなる

 

いやいや、ほんと、ほんとにコワイ。

だって、時々見るんですもの、お母さんが一生懸命日本語で子供に話しかけ、子供はウザそうに英語で答える…

小さい頃はいいですよ、大好きなお母さんと一日中日本語しゃべっていますから。

よく聞くのは、

 

学校行ったらオワリだよ

 

…いやぁーその通りでした!

息子がキンダーに行った途端、いやいやそのちょっと前、義父義母に週2で預けるようになってから、兄妹間で英語をしゃべるようになった😱

キンダーに入るとついに日本語より英語の方が得意に。今までの数々の努力虚しく、秒で越されました。

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無理に「日本語しゃべりなさい」と叱るのも逆効果だよ、と聞いていたのでなんだかそのままズルズルと家庭内の英語の割合が増えて行っていました。

…まさにルー大柴になりつつある我が子たち…!

この夏、兄妹間で日本語をしゃべらせることに成功しました

事の発端は夏の日本語学校

友達と一緒にオンライン夏期講習を取ろうよ、と誘うも全力で嫌がる。

うーん。

 

…ならばこの状況利用したり!

「じゃあこの夏、夏期講習とるか、妹に日本語しゃべることにするかどっちかにして」

と言ったら、先のことがよく考えられない6歳児は夏期講習がやりたくないあまり「妹と日本語しゃべる方」を選びました。

 

この、どちらに転んでもいい2択をあげる戦法はイヤイヤ期から長らく大変お世話になっております。激しくオススメいたします。

 

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…というわけで我が家に日本語が戻ってくることとなりました。めでたしめでたし。…まさかそう簡単ではありません!!!

新しい習慣を定着させるコツ

① 何度もリマインド

まぁー忘れます。3歳と6歳ですもの。英語をしゃべるたびに、「日本語だよ、約束したもんね」と言いました。

最初の日は30回は言ったでしょうか…

でも根比べです。

2週間後には5回に減っていました。彼らの日本語のおしゃべりに起きたときの喜びよ…

 

ある子育て本に、「子供は忘れるもの。100回くらい同じこと言って初めてわかるのよ」と書いてあったので覚悟していましたが、いやいやとんでもない。

この1ヶ月、ざっと計算すると300回はリマインドしましたがまだ完璧じゃありません。

習慣とは恐ろしいものです。

 

叱らない。静かに笑顔で注意する。

叱ると途端に ”新しい習慣=ネガティブ” イメージが脳に植え付けられてしまいます。

あくまでも「日本語を話すと言った約束を守りなさい」という体で、笑顔でリマインドすることに徹しています。

 

おかげで、300回たった今でもいやがらずに

「あ、そうだ、忘れちゃったー」

なんて言ってすぐに日本語に切り替えてくれます。

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周りを巻き込む

ダンナが子供を見ているときに英語になりがちなので、ダンナにも協力を要請しています。

日本語がわからない彼には申し訳ないですが、夫婦が同じスタンスでいないと子供たちはとたんになめてかかります。

 

よくドラマで「子供たち言うこと聞かないのよ、お父さんからも一言言ってやって!」というのがありますが、ほんとうに理にかなっています。

 

…かれこれ1ヶ月。おかげさまで彼らの日本語能力は飛躍的なカムバックを見せております。

このまま大きくなってもおじいちゃんおばあちゃんと日本語で話すことができるか!?

 

 

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