子供にきれいな言葉遣いを
子供の口から悪い言葉が…その日は突然やってきた
アメリカではたくさんの悪い言葉がありますが、
Category:English swear words - Wiktionary
どこで拾ってくるのでしょうか、3歳の娘がある日突然、
OMG! (Oh my God!)
を多用し始めたのです。
まぁ誰でも使っている言葉ですが、
私もダンナも使いませんし、聞いて気持ちのいい言葉ではありません。
子育てをしていると一度は通る道ですよね。
我が子の口から出る言葉に身がうずく経験。
なぜ子供たちは悪い言葉を使うのか?
それは言語の発達にかかせないものです。
成長するうちに、子供は「外面」というものを学びます。そして、社会に受け入れられる立ち居振る舞いがあるということを叩き込まれていきます。
同じように、言葉のTPOというものがあることを、子供たちは徐々に気づいていきます。この言葉はこの場面でゆるされるのか、相手の反応を試すのに手っ取り早いのが親なんですねぇ〜。
悪いとわかっていてやっている時は、アテンション欲しさのこともあります。ラブラブ時間を増やしたりしてみる必要もありますね。
笑っても怒っても逆効果!
子供が変な言葉を使った時、
思わずやっちゃうのが
笑っちゃうこと…
あぁ〜、一度笑ってしまうとこれから200回は同じ言葉を聞く羽目になります…
次にやってしまうのが
叱りつけてしまうこと…
これも子供の頭ではドーパミンが出て、また言いたくなってしまいます。
一番いいのは、真顔で静かに律することです。
「それは悪い言葉だよ、お母さんは聞きたくないし、たいていの人は聞いてイヤな気持ちになるんだよ」
と言います。
さらには、他の言葉で感情を表現させます。
「お兄ちゃんがしたことがイヤだったんだよね、じゃあどう言えばいいかな」
と言って、例えば
「おもちゃ取られてイヤだった、返して」
と一緒に言わせます。
これを忍耐強くつみあげると、他人も自分も傷つかずにコミュニケーションが取れるようになります!
まだまだケンカばかりだけど…
アメリカで敬語を覚えさせるのは至難の技
日本でも大変だと思いますが、アメリカで敬語を覚えるのは本当に大変です。
家庭の外で日本語を聞くことが少ないので、言葉のTPOを学ぶ機会が極端に少ないからです…
どう育てればいいか考えていた時、アメリカのママたちの言葉遣いにびっくりすることがありました。
自分の子供に、
”Can you give me that toy, please?”
と、めちゃくちゃ丁寧な言葉で話していたのです!
日本語で「そのおもちゃを取ってくれませんか?」のようなニュアンスです。
我が子にそんな言葉遣いをしているなんて信じられない!
「そのおもちゃさっさと返しなさい!」って私だったら言っちゃいます汗
アメリカのママたちがなぜ丁寧に話しているかというと、
子供にその言葉遣いを真似してほしいからです。
それにヒントをうけ、子供に丁寧語を織り交ぜて話すようにしています。
するとあれびっくり、子供も「です・ます」で話し始めました!
もちろん時と場合によっては「とっととかたづけなさーい!!!」とカミナリを落とすこともあるので、
子供はTPOを学べているかしら?😅