【トヨタ流】でおもちゃ収納をすっきりと!
前回の続きです。
おもちゃがあふれかえっている我が家… らちがあかないのでトヨタ流に片づけてみました。
基本のコンセプトは5S:
【整理】「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる
【整頓】「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする
【清掃】キレイにそうじする。日常的につかうものを汚れないようにする
【清潔】整理・整頓・清掃の状態を維持する
【しつけ】整理・整頓・清掃についてのルールを守らせる
前回1つ目のSである「整理」をして、50Lのゴミ袋3つ分のものを減らしました。
2つ目のS:「整頓」
次は整頓です。ものの住所を見直し、使いやすく無駄のないスペース利用を目指します。
大きく見直したところは:
- 子供でも片づけられる収納にした
- 赤ちゃんの安全スペースと危険スペースをわけた
- 動線を考えた収納にした
子供でも片づけやすい収納とは
こどもに片づけを自分でしてもらうため、今までも「片づけの時間」を毎日定めたり「おもちゃを使い終わったら片づける」習慣をつけさせようと頑張っていましたが、なかなか定着しませんでした。
先述の「トヨタの片づけ」の本によると、整頓する人がどんなにがんばっても、それを利用者全員が使いやすいと思うとは限らないとのこと。やはり子供目線を無視した収納をしてもなかなか自分から片づけてはくれないんだなと思いました。
そこで今回取り入れたのは見える収納。
モンテッソーリでも使われている2段しかない棚を購入し、おもちゃを並べました。
こまごましたおもちゃは片づけやすいように、箱に入れました。中身がみえやすいように浅い箱か透明の箱に入れました。
このとき、おもちゃとおもちゃの間のスペースを大きくとるように気をつけました。子供たちはキツキツのところには絶対に片づけてくれません。狭いスペースに物をはめ込むのはかなり難易度が高いんですね。
以前はレゴと車のおもちゃを小さめの箱に入れていました。大きなピースをうまく配置しないと箱にちゃんとおさまりません。ところが、おさめるのが難しい片づけだと子供はすぐに面倒臭くなって片づけてくれません。今回は余裕のある大きな箱にボンボン入れられるようにしました。箱の半分くらい、せめて8割におさまるようにすると、大人も片づけやすくなりました!
赤ちゃんの安全スペースと危険スペースをわけた
末っ子の赤ちゃんがなんでも口に入れる月齢になり、小さいレゴなどが転がっているのがすごくストレスでした。今回の片づけで、赤ちゃんの安全スペースと危険スペースを物理的に離しました。
以前は一つの棚の高いところに危ないもの、低いところに赤ちゃんでも安全なおもちゃを置いていました。でも子供というのはおもちゃをとったら床に下ろしてその場で遊び始めます。どうしても床に小さなおもちゃが転がっていました。
新しい配置では、口に入れても安全なおもちゃの収納と、レゴなどの危険なおもちゃの収納スペースが8mほど離れています。間にこたつもあるので、小さいおもちゃのピースが赤ちゃんエリアに入る可能性はかなり低くなりました。
もちろん上の子たちの教育も必要ですね。赤ちゃんが食べてしまうと危ないことは常々言っています。上の子が良かれと思ってあかちゃんに小さいおもちゃを食べさせ誤飲したケースも聞いたことがありますし…
動線を考えた収納にした
子供の動線も考えました。
シンプルなことですが、えんぴつ立てのすぐ上に鉛筆削りを置く、文房具とクラフトの材料を一緒に置く、ゴミ箱をクラフトエリアに配置するなど。出たゴミがすぐに捨てられると気持ちがいいです。
子供たちも前より格段に片づけが上手くなった気がしますが、そうではありません。片づけをしやすい環境を整えただけです。
まだまだ課題はありますが、トライアル&エラーで住みやすい家を目指そうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。トヨタの片づけについて続きます。