有機ばかり買ってられない!農薬をあまり使わない野菜/果物は?
こんにちは。紅葉が美しいですね。
この記事では食材の残留農薬について考えます。アメリカの農薬事情ですので、日本では情報が異なるだろうと考えられます。あらかじめご了承ください。
食品の残留農薬
みなさんはオーガニックの食べ物を買いますか?ウチは子供ができてから特に気にするようになりました。例えばアメリカでは、明らかに研究で胎児の脳の発達に影響があるとされている農薬がいまだに使われています。
グーグルさんで出てきた記事、翻訳が読みにくいですが参考までに。
上記の記事で問題になっているのは有機リン酸塩(organophosphate, 特にchlorpyrifos)です。これは農場だけでなく学校やゴルフコース、モールなどでもよく使われている農薬です。(使用規制は州により異なります)有機リンの中でもchlorpyrifosはトランプ政権で使用を禁止しなかったことでニュースになっていました。Chlorpyrifosによる子供への影響は、ADHDや自閉症、IQが低くなることなどがわかっています。ハワイではもう使用を禁止されていて、カリフォルニアでは今年末をもって使用禁止となります。他の有機リン酸塩も同じような影響が報告されています。
残留農薬を食材別に調べる
農薬は星の数ほどあり、環境で使われているすべてを把握することは不可能です。なので自分でコントロールできる食材についてまず考えます。
残留農薬は心配ですが、全ての食材をオーガニックにしようとすると経済的負担が大きいです。そこでウチではオーガニックで買うと決めているものと決めていないものがあります。
迷ったら、食材の残留農薬を調べられるサイトもあります。
農薬の少ない食材
最新版のクリーン食材はコチラ:
EWG's 2020 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Clean Fifteen
アボカド
スイートコーン
パイナップル
玉ねぎ
パパイヤ
スイートピーズ(冷凍)
ナス
アスパラガス
カリフラワー
メロン(Cantaloupes)
マッシュルーム
キャベツ
メロン(honeydew)
キウィ
キャベツやマッシュルームは洗うのも大変だし、クリーンだと助かります!
他の食材を見て何か気づきませんか?そう、どうせ皮をむいて食べるものが多いですね!二重に安心です。
とうもろこしはアメリカでは有機でないものは遺伝子組み替えが増えています。なのでウチではオーガニックを買っています。パパイヤも同じく、遺伝子組み替えが多い食材です。
ナス、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリーは他のサイトで残留農薬があると書いてあるところもあったので、もしかしたら地域性があるのかと思います。それか技術が進んで昔より農薬を使わなくなったか。わかりません。ウチではオーガニックを買ったり買わなかったりしています。
農薬の多い食材
できればオーガニックを買いたい食材のリストはコチラ:
EWG's 2020 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Dirty Dozen
イチゴ
ほうれん草
ケール
モモ(nectarines)
リンゴ
ブドウ
モモ(peaches)
さくらんぼ
洋ナシ
トマト
セロリ
じゃがいも
なんと…美味しい果物がワンサカ… 特にベリー系は子供たちも大好きで、オーガニックだと値段が跳ね上がるので辛いです。冷凍は比較的庶民的な価格なのでウチは冷凍ベリーを常にストックしています。皮も食べるフルーツはちょっと妥協できません…。
じゃがいもは特に農薬が多いと聞きます。Russet potatoは遺伝子組み替えの可能性も高いです。気になる方は是非オーガニックに。ちなみに同じイモでもサツマイモは農薬の低い部類です。
農薬とどう付き合うか
世界にこれだけ農薬が蔓延してしまっているのは、やはり農薬が便利だからです。生産性の向上、価格の低下などで農業を支えてきたのだろうと思います。でも農薬の健康被害を一番受けているのも悲しいかな農産業に関わる人たちです。オーガニック産業の問題ももちろんあるとは思いますが、私は比較的安全な食材を選ぶことで安全な農業をサポートしたいと思います。
私たちの食べるもののすべてをクリーンにすることは不可能です。なので家でよく食べる食材についてまず調べてみてもいいかもしれません。お財布と相談しながら、いろんな情報を取り入れながら、家族の食を考えていけたらいいなぁと思っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。