断乳後のからだと気持ちの劇的変化。オキシトシン について考える。
こんにちは。どこかでノミに刺され格闘しておりました。
さて、13ヶ月の末っ子ちゃんが断乳しました。これで人生最後の授乳を終えたかと思うと感慨深いです。断乳した後にわたしの心と体にずいぶん変化があったので記録します。
断乳したあとの体の変化①あたたかくなった
私はかなり寒がりで、夏でも冬でもヒートテックを重ね着してもこもこ靴下が欠かせませんでした。暇さえあればこたつで暖をとっています。
ところが、断乳したあとのある日、急に素足で1日過ごせるようになりました。
体全体の基礎代謝があがったような?気がします。
妊娠中も寒さがひどかったので、そういう体質みたいです。もとの体がどんなだったかすっかり忘れていました。
断乳した後の体の変化②元気になった
断乳したら、急に体に元気がみなぎってきました。慢性疲労からやっと抜け出したような、顔つきもなんだか元気になりました。
家事も前よりちゃっちゃか進みます。
母乳を作って供給するのって思ったよりエネルギーが必要だったんだなと気がつきました。
断乳した後変わらなかったもの③食欲
本当に自分でも呆れるほどお腹が空いてたくさん食べていましたが、母乳のせいじゃなかった…
相変わらず食欲旺盛です。
今までは母乳のおかげで食べても食べても減って行ったけれど、
これから体重は気をつけていかないとと思います。
断乳した後の心の変化①兄弟平等になった
断乳して突然子供たちに対する気持ちの変化がありました。おそらく授乳の際に出るオキシトシン の分泌の減少が理由かと思います。
今までは、赤ちゃんが第一優先。赤ちゃんをいじめるのは許さない!と上の子たちにちょっとした警戒心がありました。末っ子ちゃんが泣いているのに上の子たちがわがままを言ったりすると、赤ちゃんの世話を後回しにするのが嫌で、「もうーっ!」と鬱陶しく思いました。
授乳して数日後に明らかに上の子たちに対して気持ちの変化がありました。それぞれと一緒に時間を過ごしたくなり、進んでハグするようになり、子供たち3人を平等に想うようになりました。3人がケンカしていても、前より平等に観察できるようになったかなと思います。
末っ子ちゃんが悪いことをしたら、今までは、「んもーう、赤ちゃんだから仕方ないか!」という感じで叱っていましたが、今は真剣に叱っています笑。
今までも上の子たちは大好きでしたが、断乳して初めて赤ちゃんを特別扱いしていたなと気づきました。それは多分悪いことではなく、自然とそのようにできているのだと思います。
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出産や授乳の時に分泌されるオキシトシン は、愛情ホルモンとも呼ばれ、赤ちゃんと愛着を形成するのに大事なホルモンだと言われています。授乳以外にも、スキンシップや見つめ合うことなどで男性や子供でも、誰の体内でも分泌されます。
オキシトシン は愛情ホルモンですが、赤ちゃんをおびやかすものにすこぶる敵対心を感じさせる、憎しみホルモンでもあります。産後にママがパパに対して過剰にうっとうしく思ったり怒りっぽくなったりするのはオキシトシン もかなり大きな原因だと思います。
同じように、赤ちゃんが生まれると同時に上の子がかわいくなくなったという話はよく聞きます。これも、オキシトシン によるものではないかと考察されます。上のお子さんは、赤ちゃん返りをしたり赤ちゃんをいじめたりしてママの気を引こうとしますが、それが赤ちゃんの世話を邪魔する行動と認識されて、ママの脳が上の子を敵対視してしまうことがあると思います。
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断乳して初めて気づきました
こころもからだも赤ちゃんのために作り替えられていたんだ…
寝不足や赤ちゃんの世話で上の子たちにさみしい思いをさせていた分も、これからたくさん取り返していきたいと思います。あとは夫にももっと恩返ししなくては。
最後までお読みいただきありがとうございました。