もっと早くやればよかった…近視進行予防の目薬
こんにちは。もう葉っぱが落ちている木がありました。秋ですね。
さて、息子の近視については以前も書いているのですが、
彼は5歳に近視と診断されメガネ生活が始まりました。
こんなに小さいうちからメガネで…大人になるころにはどれだけ目が見えなくなっているんだろう。。。
と絶望的に感じたこともあります。
いてもたってもいられずできることを検索しまくって論文をよみあさったり。。
いろんなことを試しましたが、抜群に効いたのは目薬でした。
今は進行予防の目薬を使って、ここ2年弱は進行ゼロで落ち着いています。
近視の進行を予防する方法をいくつかご紹介します。
アトロピン(目薬)
日本の状況はよく知らないのですが、私の住んでいるアメリカのこの地域ではアトロピンという目薬をつかうことがかなり一般的のようです。
息子のお友達もメガネの子は使っている子が多いです。
アトロピンとは、目の瞳孔を広げる作用のあるお薬です。
なぜこれが近視進行予防となるのかははっきり解明されていないのですが、
目はバイオレットライトにあたると近視の予防になることは日本人の研究によって明らかにされていますので、
瞳孔を開くことによってバイオレットライトも取り入れやすいのではと推察しています。
息子は5歳からかなり急速に近視が進み、一年強で-0.75から-3近くまでレンズの度数が上がってしまったのですが、目薬をしてからはピタリと進行が止まりました。
かなりあっていたのだと思います。
副作用は、瞳孔が開くのでまぶしいこと。
息子も最初眉間にしわを寄せて目つきが悪くなってましたが、最近は慣れたみたいです。
マルチフォーカルコンタクトレンズ(多焦点コンタクトレンズ)
よく老眼の遠近両用のメガネって見ますよね。
マルチフォーカルコンタクトレンズは、それのコンタクトレンズバージョンです。
目の真ん中が遠くを見るレンズで、だんだんと周りが近いところを見るレンズになっています。
こちらもなぜ近視の進行予防になるのかははっきりわからないのですが、
かなり一般的に使われていて、
効果も研究でかなり出ているようです。
息子のお友達は、目薬が効かなかったのでこのマルチフォーカルのコンタクトを始めました。
コンタクトレンズは扱いが難しいので、たいてい8歳以降に使用すると言われました。
レンズの扱いは性格にもよりますね…
うちの子は基本雑ですがルールには忠実なタイプなのでいけそうな気がします。
オルソケラトロジー
こちらは夜コンタクトをつけると日中裸眼でも良く見えるようになるという
夢の方法!
というイメージだったのですが、
目医者さんの話によるとこの方法は使いたくないんだとか。
大変なことになったケースをさんざん診ているからだそうです。
私にとって魅力的だったのが、
オルソケラトロジーは目の軸長の成長を抑える効果があるところ
ですが、目医者さんにたくさん脅かされたので
最後の手段かな、と思います。
私も使いたかったが大人にはあんまり効かないとか…
目のやわらかさも効果に関係してくるそうで、
アジア人は硬い人が多いんだとか。
裸眼で過ごせて快適!
という人ももちろんいますが、
だんだん合わなくなってきてずるずるメガネに戻った人たちも知っているので、
慎重に検討です。(高いし)
今後の予定
息子ですが、アトロピンが大変効いたので
このまま2年間使い、
その後使用を中止して様子を見、
再度進行するようだったらアトロピンを再開するか
マルチフォーカルコンタクトレンズと併用することを考えています。
ひとつだけ心残りが、
こんなにアトロピンが効くのなら
5歳の、まだ度が弱いうちに始めればよかった。。。
あの時はコロナが始まりそれどころではなかったのでしょうがないですが、これを読んでいる方で迷っている方はぜひ検討をお勧めいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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