入園の分離不安 効果的だったこと、効果がなかったこと
こんにちは。子供は今日も半パンで登校、寒くないのかしら…
さて、我が家では2歳半の末っ子ちゃんがプレスクールにいくようになりました。
先週やっと自分ですっと行けるようになったので、そこまで行くのに効果的だったことを思い出してみます。
自分の力でプレスクールに行けるまでの経緯
末っ子ちゃんは午前中数時間のプレスクールもどきに8月から通っています。
初めの30分は自由に遊ぶフリータイム。
私の手を離さないので、一緒に遊ぶことから始めました。
初日はものめずらしさから、パーっと自分で入って行って、先生とおもちゃで遊び始めた末っ子ちゃん。
良い感じ!
…と思ったのも束の間、数回通うと、私が途中で帰ってしまうとわかっているので
不安げに私の手を離さないようになりました。
「おかあさん一緒に遊んで」と前もって言われるので断れず。
そのままずるずると30分一緒に遊ぶ。
フリータイムが終わって帰ろうとすると大泣きしてしまうことも何回かありました…
とっても明るい園長先生が、
「私は子供の時3ヶ月泣き続けたのよ」
と慰めてくれましたが、ひゃー、3ヶ月もこんな生活続けられない!と内心叫んでいました笑
結局私の手にすがらずスッといくようになったのは登園17日目でした。
ぱちぱちぱち!
あの日は私の背中に翼が生えた感覚でした笑
慣れるのに効果があったこと
① 園の先生が出迎えてくれた時
こどもにとって、この「引き渡し」のタイミングがわかりやすいことって大事なんだなとすごく思います。
一緒に部屋に入って一緒に遊んでいると、
末っ子ちゃんにとっての「お世話してくれる人」が私のままなので、
そりゃ私が帰る時に泣きます。
園の先生の手が空いていてすぐ出迎えてくれた時は
「お世話してくれる人」の引き継ぎができて
末っ子ちゃんもすんなり部屋の中へ入っていきました。
② 他の子供たちが出迎えてくれた時
部屋に入った時の「ウェルカム感」って子供にとってもすごく大事。
お友達が「あー、〇〇ちゃんきたー、おはようー!」
と元気に挨拶してくれた時は
末っ子ちゃんも引き寄せられるように入っていきました。
本当にありがたかったです。
③ 自分でリュックを背負わせる
水筒や着替えがはいったリュックをある日背負わせてみたところ、
明らかに末っ子ちゃんの中で「自立スイッチ」みたいなのが入ったのが見えました。
「今から学校にいくぞっ」
という強い心みたいなのが
リュックを背負わせた日から感じられ、
もじもじが激減しました。
④ 段階的に自分で遊ばせる
フリープレイの間、
積極的に一緒に遊ぶ
↓
積極的にパラレルプレイ(隣で全力で積み木あそび😆)
↓
静かに遊びを見守る
と段階的に手を離して行ったのはとても効果的でした。
最初から見守っているとなかなかはっちゃけなかったです😅
⑤ 忙しいふりをする/「行っていいんだよ」
部屋の入り口の紙にサインインする作業をずーっとしているふりをすると、
私を待てずに入っていくようになりました。
ずっとモジモジしている時は
「行って良いんだよ」
と声がけすると初めの一歩が出せました。
「行って」と命令形にすると絶対行きません笑
効果がなかったこと
① 別れのあいさつ
昔何かの子育て本で
「園で遊びに夢中になっている間にそーっと帰るのはタブー。
必ず笑顔でバイバイしましょう」
みたいなのを読んだのですが、
末っ子ちゃんは逆でした。
むしろバイバイはさらっと、見てなくてもオッケー
ちゃんとバイバイしようとするとかえってずるずる泣く
ということが判明しました。
私が帰った後も一度も泣いていないそう。
子供ってやっぱりそれぞれ違いますよね。
② 前もって見通しを持たせる
息子は見通しがないと不安が強くなるタイプなのですが
末っ子ちゃんは逆。
「今日は片付けの時間に帰るからね」
などと前もって言っておくと
片付けの時間になるとよってきて私の手を離さないなんてことがありました。
先生が「お母さん帰るから先生と遊ぼう」
などと説明すると泣き出す。
末っ子ちゃんの場合は
末っ子ちゃんの心の準備ができた瞬間に立ち去る!
これが正解でした。
③ プッシュする声がけ
「先生と遊んだら?」とか「リュックおいてきて」などプッシュすると
すぐに凹んで私にすりよってきて離れようとしませんでした。
助けになったかわからなかったがやったこと
① 「学校行きたくなーい」はスルー
最初の頃はよく車内で「行きたくなーい」とずっと言っていましたが、
「そうなのね、行きたくないのね」と言ってそのままスルーしていました。
帰りは「楽しかった!」と言ってくれたのが救いでした。
② 泣き始めたらさっさと帰る
一回泣きのスイッチが入ってしまうと何をやってもムダでしたので
先生に抱っこしてもらって私は「またねー」とバイバイ、すぐ帰りました。
さっさと視界からいなくなった方がいいと他のスクールでも聞いたことがあり、
うちの子はまさにそのタイプ。
後で話を聞くと、私が帰った後はすぐ泣き止んでそのあとは楽しく過ごせた、と言ってくださったのが救いでした。
何はともあれ、学校に行って学んでくれているのは本当にありがたいです。
子供の成長を見守っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。