コロナワクチンの副作用が乳がんの症状と間違えられる?
こんにちは。今日は風が冷たくて春とは思えませんでした。寒さをもろともせず子供はよく遊びました。
さて、コロナワクチン接種、日本では進んでいますか?
ここ、アメリカでは16歳以上のすべての人にワクチンが解禁になり、続々と知り合いもワクチンを受けています。
コロナワクチンの安全性は高いと思われますが、なんせ新しいワクチンですから、新しい副作用が報告されます。
今回私も2回目の接種の後、副作用がありました。私は乳腺炎かと思ったのですが、どうやら同じような副作用が出て、乳がんの症状と間違えられる人もいるそうです。
ワクチン後に乳腺炎のような違和感
先月2回目のワクチンを受けたのですが、受けた30時間後くらいに片方の胸に違和感を感じました。
なんとなく痛くて腫れぼったくて、脇の下のあたりにしこりができ始めているような感じ。
「乳腺炎?でも数週間前に断乳したしなぁ…」と首をかしげていました。
ワクチンを受けた3日後にはすっかりよくなり、なんの症状もなくなりました。
私はその他にもだるさ、眠気、筋肉の痛みなど、風邪の初期症状のような副作用が二日目の夜にありました。
コロナワクチンでリンパ節が腫れる副作用
ところが調べてみると、あまり稀なことではないようです。
COVID-19 vaccine side effect may mimic breast cancer symptoms | CTCA
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、
- コロナワクチンを受けた腕の側の脇の下のリンパ節が腫れるという副作用が報告されている
- ファイザーとモデルナのコロナワクチンでこの副作用が報告されている
- 一本目接種後に11%、二本目接種後に16%の人がリンパ節の腫れという副作用が出ている
- 接種後2〜4日で副作用が起こる
と報告されています。
副作用によって乳がんが疑われる
脇の下のリンパが腫れると懸念されるのが乳癌です。
コロナワクチンの副作用なのに乳癌と疑われ、不要な検査が行われることがあります。
そのため、
または
- コロナワクチン接種後6週間はマンモグラフィーを受けない
- すでに乳がんになったことのある人は、がんのない側の腕にワクチンを受ける
ことが勧められています。
ワクチンのあと、リンパが腫れてもパニックにならなくて大丈夫です!
コロナでガンが見逃されている懸念も
新型コロナのパンデミックで、がん検診を行う人が85%減ったという統計があります。
そのため、多くの初期のガンが見逃されているだろうという懸念もあります。
見つかるのが早ければ早いほど治療が可能ながんはたくさんありますから、一年以上も見逃してしまうのはとても心配です。
ガンの治療中の人もコロナの影響を受けています。
私の友人のお母さんは、乳がんの治療を始めるというタイミングでパンデミック、ロックダウンとなり、何ヶ月も治療が受けられないという精神的に不安な日々を過ごしていました。
コロナリスクといろんなことを天秤にかける一年でしたね。
難しい問題ですが、我が家も少しずつ、子どもの学校が開校したり、久しぶりの歯科検診、健康診断、眼科検診に連れて行ったりしています。
みなさんの健康が守られますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。