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離乳食の量ってどうやって決めればいいのか?

 こんにちは。

赤子を寝る前に授乳しているとどうも眠くなって寝落ちしてしまいます…

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さて、離乳食をどれだけあげたらいいかってすっっっっごく悩みますよね。私も毎日迷っています。

離乳食の量は決まっていない

育児本を読むと、生後何ヶ月はどれくらいの量離乳食をあげればいいか書いてありますよね。あれは小児科医としては全く気にしていないです。

なぜなら、

離乳食を食べる量には個人差がある

からです。

小児科医は赤ちゃんが大さじ4食べてるか8食べてるかなんて何にも気にしちゃあいません。気にするのは成長曲線のみ。

離乳食の目的はなんでしょうか。もちろん栄養補給も大事ですが、赤ちゃんの主な栄養源はまだまだミルク/母乳だということを忘れないでください。離乳食をたくさん食べようが食べまいが、ちゃんとお腹がいっぱいになるまでミルクをもらっていればいいのです。

私が考える離乳食の1番の目的は、様々な食材に触れることです。

最近の研究では、赤ちゃんの月齢の早いうち(4〜6ヶ月)に様々なアレルギー食品を含む食材を食べると、アレルギーの発症率が低くなるという結果が出ています。つまり、たくさんの食材を一口でも食べることによって腸内環境の多様化が進み、消化と免疫の機能が発達して健康な体になるということが期待できるのです。

なので、例えば

おかゆを一カップもりもり食べる赤ちゃん

②食べムラがあり大さじ4くらいしか食べないけど様々な食材を食べている赤ちゃん

だったら断然①のおかゆばかり食べる赤ちゃんの方が心配です。

離乳食の量を決めるのは赤ちゃん

ではどれくらい離乳食を作ればいいの💦

それは赤ちゃんに決めてもらいましょう!

「まだ食べたいよサイン」

  • 食べ物に注目している
  • 一口食べるごとに興奮する
  • スプーンが近づいてくると前のめりになる

「もういらないよサイン」

  • 食べ物で遊び始める
  • スプーンが近づいてくると口をつむる、顔をそむける
  • 手で食べ物を押し返す
  • 気が散ってくる
  • 後ろにのけぞる

 食べムラに対応するために

せっかくいろいろ作っても、たくさん食べてくれる日があるかと思えば、全然食べない日もありますよね。頑張って作ったのに拒否されると全否定された気分… 気にしちゃいけないと分かっていても凹みます…(代わりに食べたくないようなドロドロばっかりだし)

【凹まないためにやっていること】

① その日のご飯は気持ち少なめに作る

ゴールを低めに設定しておくと、達成した時にうれしいです!

② まだ食べたそうだったらごはんを追加する

ウチではいつも離乳食を百均のシリコン製氷皿に冷凍しています。おなかがまだすいているようだったらいくつか出して1分チンすればおかわりの出来上がりです。

③ 手軽に食べられるおやつをいくつか用意する

まだ食べたそうなときにおやつをあげることもあります。完熟バナナ、さつまいも、ナシ(フォークで潰す)、パフ、赤ちゃんせんべいなどはどれも手軽に数分以内に用意できる追加メニューです。

④ 残してしまったら、あきらめないで少量ずつ冷凍

この間レッドビーンと野菜の蒸し物を作ったらまぁー食べませんでした。でも一回に大さじ1くらいなら他のものと混ぜて薄めれば混ぜてくれそう。残りは冷凍して少しずつ食べています。慣れてくれば食べがよくなる場合も多いです。

 

 ↓赤ちゃんのインスタント食品

 

 ↓全部うちの子のお気に入りです。

 

↓参考文献

Tips for Introducing Solid Foods - HealthyChildren.org

最後までお読みいただきありがとうございました。

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