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3歳児が自分で着替えられなかった理由はわたしにありました

週末は古い記事をリライトしております。

 着替えをしている男の子のイラスト

毎朝の着替えバトル

「着がえて!」っていつも何回言っているだろうか…。うちの3歳児、言うたびになんだかせかせかした動きをするんだけど(笑)実際は急いでるフリをしているだけでなんにもやっていない…

毎朝のバトル…

服を持って走り回ったり、おしゃべりしたり、まぁ〜何度言っても着がえをしないんです。しまいにはわたしも忍耐力が底をつき、「着がえたら来てね!お母さん朝ごはん食べにいくから」と言い放って部屋を出ると、「ぎゃぁ〜〜」と泣き出します。

そこで出て行ったとしても結局泣いてついてきて手伝うはめになる。

この子はいつになったら自分で着がえられるようになるんだろう、と悩んでいました。

 

着がえを自分でしてもらうためにしたこと

失敗例:

① ひたすら「はやくやりなさい」と何回も言う → だんだん怒りがわいてきちゃうので言っててイヤだしめんどうくさい

② 罰を与える → その場を離れるのが罰のようになっていましたが、全く効き目なし。くる日もくる日も状況は変わりませんでした

③ 着がえやすい環境を整える:一目で選べるように長袖、半袖、ズボン、スカートと一列に目線の高さに収納しました → 着る服は選べるようになったが着がえられない

④ ごほうびシステム:自分で着がえられたら大好きなビデオを見られるシステムを作った → 行動に変化なし

⑤ やってあげちゃう → 忍耐力がないときはやってあげちゃいますが、子供もそれを期待しちゃってますます自分でやらなくなる

ある日突然着替えに成功

ところがある時、なかなか着がえない子供を観察していて、ひとつの疑問がわきおこりました。

もしやこの子どうやって着がえるか知らない...?

そこで、言い方を変えてみたんです。

「ねぇねぇ、まず長袖脱いでみて」

「だってこれ… できないんだもーん!!泣」

「あらそうだったのね、ごめんごめん」とちょっと袖をひっぱってあげる

そうか、最初の工程がそもそも難しくてできなかったのか… 

「じゃあ次はそれ洗濯物カゴ入れて」

「今日の服選んで」

「着てみよう。頭入れるところ見て、タグがついてるほう見て、そっちが後ろだね、じゃあ頭いれて。袖に手通して」

 

逐一教えてあげると、あんなに言うことを聞かなかった我が子が素直にきがえをしているじゃありませんか!!

「着がえる」=「何をすること」なのかわからなかっただけなのか…

(っていうかあんなに何度も一緒に着がえてても小さい子ってわかんないんだ…)

 

これを何日か続けた結果、一週間もしないうちに自分で着替えられるようになりました。めでたしめでたし。

子供が言うことを聞かない時にチェックすること

...なんてことがあるので、何度言っても子供が言うことを聞かない時は疑ってみてください。

① この子、そもそもやり方知ってるのか?→ 一度言語化してあげよう

② この子には難しすぎることを要求していないか? → そこだけ手伝うか、できるシステムを作ってあげよう

③「できたら一緒に〇〇しようね」と楽しいことが待っていると励みになります!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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