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発達を促す!頭が良くなる!子供がお手伝いで変わったこと

 こんにちは。近所の家々のハロウィーンの飾りがマジ怖いです…。

食器洗いをしているお母さんと女の子のイラスト

さて、子供にお手伝いさせてますか?私は正直めんどくさいので今までさせていませんでした。

子供に手伝いをさせるのって大変すぎる

子供たちは忙しい。果てしない自由時間があった私の子供時代とは雲泥の差だ。毎日学校、宿題、課外活動、習い事、外遊び、すべて1日に詰め込むのが結構たいへんだ。

忙しい子供たちにお手伝いをさせるほど大変なことはない。

なぜなら子供たちは何をするにも時間がかかるし、下手だからやり直しをしなきゃいけないことも多い。そう、ダンナの家事にもイライラしてしまう私が子供の家事なんて見ていられるわけがない!

例えば子供たちが2〜3歳のころ、お茶碗洗いを手伝いたいとよく言った。私は断るのも成長のために良くないと思いやらせたが、気が気ではない。

① 足台がぐらぐらせずに正しい位置に置けているかチェック

② ナイフなど危ないものを触らないよう常に気を張る

③ 生ものを触れたまな板などは触って欲しくないので気づかれないうちにすぐに片付ける

④ きれいに洗えていない食器を食器カゴに入れてしまわないように常に見張っている

⑤ あからさまに洗い直すとプライドが傷つくのでさりげなく見ていないところでやり直す

⑥ 終わった後泡だらけの手で歩き回らないようにすぐに捕まえて手洗いさせる

など「お手伝い」のはずなのに全く手伝われた気がせず、かえってどっと疲れることうけあいである。イラストのように平和には進まない。

それでもやらせたいお手伝いの効果とは

ところが最近子供たちに毎日の任務を与えてから、やはりお手伝いは大事なことだと思うようになった。6歳の息子は食卓の掃除、4歳の娘は食卓下の床掃除を寝る前にしている。初めて1ヶ月ほどになるが、様々な効果を感じている。

 そのきっかけの記事はコチラ↓

mamamd.hatenablog.com

手伝いの効果① 汚いものを触る習慣をつける

長男はテーブル掃除の手伝いを始めた頃、妹が食べ散らかした食べかすを「きたなーい!さわれなーい!」と言った。正直うろたえてしまった。別に嘔吐物でもあるまいし、ただのご飯粒である。妹をそんな風に思っているのか、とショックな気持ちを押し殺して「人のよごしたのを掃除したくない気持ちはわかるけど、あなただってこぼすことあるでしょう、お母さんはそれを掃除しているよ。お互いにやってあげるんだよ。あなたのお仕事だからそれもきれいにしてね。」とかなんとか言ってやってもらった。その時以来文句を言ったことはない。

近頃の?子供は人工物や無機物ばかりに触れて成長している。だが、五感を刺激する有機物(つまりは自然)に触れる方が論理的思考が伸び、頭が良くなることがわかっている。もちろんキャンプに連れて行くとかそういうことも重要だが、私は日々できることとして料理する前の食材に触らせたり、腐ったものを見せたり、虫を触ったり、掃除をしたりという「汚いと言われているもの」に触る機会は重要だと考えている。「えー汚くてさわれなーい」とトイレ掃除もできないような大人になって欲しくない。できればウンチのオムツ替えもできる父親に成長してほしい。

手伝いの効果② 手先が器用になる

手伝いには手先が器用になる要素が満点に詰め込まれている。たとえばテーブルの上を拭く時、どうやってパンくずを下に落とさずに集めるか。子供は最初それができないので、「あ、これは大人になるにつれ習得したものだ」と改めてわかる。洗濯物たたみも、ゴミ捨ても、掃き掃除も、すべてが発達を促す宝庫。趣向を凝らしたおもちゃでも太刀打ちできないほどの「細かい運動機能」を学ぶ機会がお手伝いにはある。

手伝いの効果③ 見通しを立てる練習になる

テーブルの上を拭くお手伝いを担当している長男。初めは見境なくワイプとペーパータオルを山ほど使いゴミを出しまくっていた。怒る気持ちを抑えつつ「なるべく一枚できれいにしてね」とお願いした。

ワイプ一枚で食べこぼしばかりのテーブルを拭き切るのは大人でも大変だ。効率よく進めるためにはまずすべてテーブルの上を片付け、きれいなところから拭き始め、最後は食べこぼしの多い部分をブルドーザーのように集めて巻き取る。長男はまだそこまではできないが、ワイプを無駄にせず計画的に使うようになった。また、お手伝いを初めて1ヶ月後には今まで20分かかっていたのが5分くらいで仕事を終わらせられるようになった。

幼いこどもの世界に効率とか計画性とか見通しいう概念は存在しない。徐々に教えて行くにはお手伝いが最適だと感じた。

手伝いの効果④ 自己肯定感を育む

ウチの子たちがお手伝いから自己肯定感を高めているかは正直よくわからない笑

でも理論上、就学前くらいから子供に「家族の中の自分の役割」を与えることは大事とされている。自分の役割を果たして「自分はこの家族の一員だ」という思いと、「自分は役割を果たすことができる人間だ」という思いと、「役割をはたすことで感謝される人間だ」という思いはどれも自己肯定感につながる。なのでお手伝いは子供の特権なのだ。お手伝いをちゃんとしてくれたら、絶対言おう、「ありがとう!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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