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兄弟げんかの仕方が変わった!『火の例え』の話

こんにちは。秋は心地がいいですね。今日は秋晴れが気持ちいいです。

 

 


さて、我が家では四六時中兄弟げんかが勃発します。

子供はけんかするもの、とはわかっているのですが、

特に週末なんかは一日中ぎゃーぎゃーきーきー言っている声が苦手で、なんとかしたいなと思っていました。

 

そんな時、『火の例え』を使って話をしたら、明らかに兄弟げんかのしかたが変わったのでご紹介します。

 

今までの兄弟げんか

 

兄弟げんかの始まりは2パターンくらいしかありません。

① 自分のほしいものを取られた

② 自分の嫌なことをやめてくれなかった

 

けんかが始まると、やられた方は相手のいやなことを仕返しします。

 

ぎゃーーー!と叫んでみたり

相手をひっかこうとしたり

相手の大事なものをとってみたり

 

するとそれをされた相手はさらに相手のいやなことをする、

 

永遠のループ。。。

 

 

『火の例え』

ある日娘に話してみました。

 

いやな気持ちって『火』みたいだと思わない?

 

火に油をかけたらどうなるか知ってる?

 

。。。そう、ぼーーーってもっと火が出る!(腕を振ってボーボーする)

 

もっと油をかけたらどうなる?

 

。。。もっともっとボーッとなる!!(一緒に腕を動かしてボーボーの火のまね)

 

嫌なことをし返すのって油かけてるみたいなんだよ。

 

油お互いかけあってたら火がどんどん大きくなって爆発しちゃう。

 

 

じゃあ火に水かけたらどうなるかな?

 

。。ちょっと消えるね(しょぼしょぼと手を動かす)

 

もっとかけたら?

 

。。全部なくなっちゃう。

 

そしたらみんな楽しく過ごせると思わない?

 

「ごめんなさい」とか、優しくするとかって、お水なんだよ。あなたは優しいからきっとお水かけられるよ。

 

火は放っておいたらどうなるかな?

 

。。そのうち消えちゃうよ。

 

水をかけるのは難しいときは、放っておいたらいいよ、そうしたら火はだんだん消えるから。そしたらまた遊ぼう。

 

娘の変化

今までいろいろな方法をためして、

感情が激しい娘の兄弟げんかをなんとか沈められるように考えてきましたが、

この『火の例え』は話した瞬間に娘の顔がかわるのがわかりました。(火が見えたような顔)

 

例え話ってあんまりしてこなかったけど

今5歳の娘はファンタジーとかストーリーが好きなタイプなのでしっくりきたのかも。

 

その後、すぐではありませんでしたが

けんかが勃発しそうになった時

「火が燃えてるよ!水かけてごらん!」

とか

「それ油だよ、水にしてみよう!」

「末っ子ちゃんの火が燃えてるねー、どうなるかな?」

 

とか声がけするとすぐに思い出して行動抑制できているのが見えました。

 

 

息子の変化

8歳の息子はいろいろ敏感なので、

娘のギャーギャーにパニックぎみになったりすることもあったり

娘の頑固さにイライラすることも多かったのですが、

試しに火の例えをしてみると何か考えるものがあったような顔をしていました。

 

その後数週間で、

けんかの収束がすごく早くなり驚いています。

 

もちろん年齢的な成長もあるのかもしれないけれど、

「物事に気づかせる」(メタ認知をうながす) ためにハマるやり方って

あるんだなぁと思った出来事でした。

 

 

これだから子育ては奥が深い!

これからも模索していけたらと思います。

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

また遊びにいらしてください!

 

 

 

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