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punishment(罰)とconsequence(結果)の違いが腑に落ちた出来事

 

こんにちは。末っ子が熱を出して少しストレスモードです。

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さて、アメリカの子育て本でよく見られる言葉があります。

それは、「Consequence

辞書では、「結果」とか「成り行き」みたいな意味です。

 

子供が不適切な行動をした時、罰を与えるのではなく、Consequence(結果)

を用意する、というのが定説です

 

罰と結果の違い

私なりに罰と結果の違いを考えると

① 罰は人が人に与えるもの

結果は成り行きにより発生するもの

② 罰は予期せぬ時に与えられるもの

結果は法律のようにもともとそこにあるもの

 

という認識でした。

 

つまり、

「なんで宿題やらないのよ!(その時思いついて)今日はゲームなしだからね!」

というのが『罰』で

「宿題やらないのね、じゃあ約束通り今日はゲームはなしね」

というのが『consequence』なわけです

 

そう、はたから見ると『ゲームはなし』という悲しい事態に陥ったのは変わりません。

でも、子供にとっての罰の意味が変わってくるのです。

子供は罰を受けることが自分の行動の成り行きだということを理解するのです。

 

 

 

「結果」を使う良さがわかった出来事

 

我が家では毎日お片づけタイムを設けています

お片付けタイムにおもちゃの片づけが終わらない場合は

床のおもちゃを私が一定の場所に集めて、次の日の朝までさわらない

次の日学校に行く前に片づける、というルールです。

 

ある日息子は片づけの時間マグネットタイルで遊んでいました。

何回かリマインドしましたが聞かず。

片づけの時間が終わったので、私は彼が組み立てていたマグネットをガシャガシャと運んでいきました。

崩れてしまったマグネットを見て泣き叫ぶ息子。

 

あー。。まずったな、かんしゃくだ。。と思いつつ

既存のルールなので後戻りできず。

「ルールだって知ってたよね」

と言ってちょっと距離を置きました。

3分くらいしてご飯を食べ始めた子供たち

 

息子、怒ってるだろうなーと思いながら

私がテーブルに行くと、息子が涙がまだ顔についたまま

私ににこにこ話しかけ始めたのです。

 

これにはびっくり!

彼のマグネットを壊したのは私なのに

私に対する怒りが微塵もない!!

 

 

これがConsequence(結果)のすごさだ、と思いました。

 

ルールを守らなかったのは自分

罰を受けるのは自分の責任

 

ルールを執行する人に対して怒りが湧かない

それは自分の責任と結果の意味を理解しているからです。

 

 

あぁ〜息子成長したなぁ(泣)

 

 

彼が泣いた時、もうちょっと共感すればよかったなと母は反省しました。

そう、子供が不適切な行動をした時、

親はまず共感し、それでもルールを執行できるのです。

結局子供は変わらず罰を受けているわけですが、

それでも親子の信頼関係は揺るがないのです。

 

子育て奥が深すぎる…

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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