お米にヒ素!?摂取を減らすためにできること
ブログを始めた時にゴールにしていた「とりあえず100記事」を達成しました!
何事も3日坊主以下、2日しか続かないわたしには快挙であります。
こうやって続けてみると、色々な気づきがありました。
まず、日頃ネットサーフィンしながら見ている記事も、その向こうには生身の人間がいて、同じ24時間の中から時間を削って情報を提供してくれているということ。そんな人たちが世の中にはたくさんいるんだということに気づきました。今までグーグルさんにお世話になっているとしか感じていなかったですが、更に向こう側のたくさんの人たちにお世話になって日々過ごしているんだなぁと。
次に、はてなブロガーたちのクオリティーの高さ。一般人(とお呼びしていいのかしら?)が書いているとは思えない面白さと工夫にあふれている記事には頭が下がります。ここ数年kindle unlimitedでAmazonの電子書籍を読み漁っているわたしですが、いつも読んでいる電子書籍と比べても劣らない、むしろ「これ出版したらいいのに!」と感じるブログにびっくりしています。読んでいると時間を忘れます。(夢中で読んでたら隣で赤ちゃん泣いてたよっ!) 勉強になる記事だなぁ、と感動していたら読者さんが少なかったりして、難しい世界なんだなぁとも思います。
わたしもぼちぼちですが、ブログを書くことは楽しくてしょうがなく、これからも続けていこうと思います。次の目標は読みやすい文章とブログデザインにすること。とりあえずスマホでのフォントを大きくしたいです。。。
引き続きヒ素の話です。
お米にはヒ素が多い
タイムリーなことに2日前、FDA(アメリカの食品医薬品局)が赤ちゃん用のライスシリアルに含まれるヒ素の規制を強化したとありました。
「赤ちゃんにお米をあげるのはマズイ」と行政も判断しているようです。
たくさんヒ素が入ったライスシリアルが出回らないことはいいことですが、やはりお米をたくさん食べれば食べるほどヒ素も摂ってしまいます。
お米を食べる文化のヒスパニック系は普通のアメリカ人の2.5倍、アジア人は10倍ものヒ素を摂取しているそうです…😱
他にリスクがある例はシリアック病。小麦が食べられない病気なのでどうしても米をたくさん食べるからです。
ウチは実はグルテンフリー家庭。わたしが妊娠を機にグルテン不耐症になったからです。こどもが小麦を食べてるだけでわたしの具合が悪くなるので我が家のパンやパスタは全部お米でできているんです。困った… 子供にヒ素あげてる…
お米のヒ素を減らす方法
① 白米にする
玄米に比べて白米はヒ素の量が6割ほど低いそうです
ヒ素は主にヌカの部分に含まれているそうです。なので玄米の方がヒ素の量が多くなります。ちなみにオーガニックのお米もヒ素の量は変わりません。brown rice syrupなど、玄米でできた商品もヒ素が多く入っているそうです。ウチで使っているお気に入りパスタ、brown riceなんですよね… 困ったなぁー。
② 水で洗う
お米はしっかり洗うだけでヒ素が落ちるそうです。
おそらく、残っているヌカを洗い流すことによってヒ素が減るのでしょう。これを見て無洗米の方がよくないのかな?と思いましたが、一概には言えないでしょう。この研究は中国で行われているわけですが、(そもそも中国を信頼するかは置いておいて)日本の精米技術はおそらく世界でも群を抜いて一位だと思いますので、お米を洗っただけでヒ素が落ちるほどヌカがついているでしょうか。ただ、研ぎ汁が全く白くなくなるまで洗うことを推奨しているドクターもいます。
③ 調理前に水につける
水につける時間が多いほど、しかもお湯でつけるほどヒ素の量が減ります。
ヒ素が水に溶け出すようです。これは白米でも同じです。玄米の発芽の過程でヒ素が減るという研究もありました。もちろんヒ素入りの水道水につけては意味がありませんが日本やアメリカの水でしたら大丈夫と思います。
夏場は特に、お湯に長時間つけるのは現実的ではないですね。この研究は10分80度以上のお湯につけると白米のヒ素の量が半分になったとあります。
④ 大量の水で調理
Cooking rice in excess water reduces both arsenic and enriched vitamins in the cooked grain
アメリカではネット中にこの方法が書いてあります。お米の5倍の量のお水で調理してその水を捨てるんだそうです。まるでパスタ。ウソでしょ、と思いますが、わたしのイラン人の友達はそうやってお米炊いていました。食の安全を守る昔からの知恵なのかしら。
⑤ 主食をお米に頼りすぎない
これはマストだと思います。日本人のコメ離れが叫ばれていますが、いろんな穀物を食べることは栄養的にはメリットしかありません。おやつは必ずおせんべいとか、そういう習慣も見直していきたいですね。
食の汚染について考える
上の情報をふまえて、我が家ではお米の調理の仕方を変えました。
五分づきのお米を、蛇口からでる一番熱いお湯に2〜3時間はつけて、ふつうに炊飯器でたく。
いくら危ないと言われても、食習慣には変えられるものと変えられないものがあります。
その理由は
① ヒ素がはいってるからといって玄米や米そのものをやめるべきか?
いや、栄養学というのはそんなにシンプルなものではありません。
いくらヒ素が入っていても、玄米にはそれを上回る(かもしれない)栄養が入っている。
現に研究でも、水たっぷりで浸水して調理するとヒ素だけでなく鉄分、葉酸、ビタミンB1、B3なども流れていってしまいました。
② 限られた時間の中でできることとできないことがある
ウチでは誰がなんと言おうと大量の水でゆでこぼしながらお米を炊くような時間と労力の余裕はありません。
③ 経済的にできることとできないことがある
もしかしたらヒ素ゼロのお水で作られた高いお米が売っているんでしょうが、うちにはそれを取り寄せる経済的余裕はありません。脱イオン水で洗うと効果的という研究もありましたがそんな水買えません。
汚染をゼロにすることなんかできない。
無菌で生活するのが無理なのと同じ。
今ある情報をもとに、自分の家でストレスなくできることは何か考えてとりいれたらいいのかな、と思っています。
こどもを汚染から守るために近々読みたい本:
(目標は今年中。読めたらレビュー書きます)
最後までお読みいただきありがとうございました。