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いたずらばかり?子供ってそもそもなぜ遊ぶのだろう

 こんにちは。赤子が毎日3時に起きると思ったら前歯が出てきていた!あごのサイズのわりにでっかい歯が生えてきて毎回驚きますが、成長するとちょうど良い大きさになるのよね…

「ままごと遊びと女の子」の写真[モデル:あおみどり]

さて、毎日毎日遊びに明け暮れるこどもたち。何がそんなにおもしろいんだろう〜と思います。正直誘われるとダルいです。しかも同じことを何度も何度もやりたがるし… もぉー飽きたスマホ見させて(笑) 

そして子供たちの遊んだあとは何かが破壊されているか足の踏み場もないほど散らかっているか… なんでいたずらばかりするの!?

そもそも子供ってなんで遊ぶのでしょう?と子供を観察しながら考えてみました。

遊ぶ目的① 5感を刺激する

5感の中で生まれた時にちゃんと成熟しているのは嗅覚だけです。赤ちゃんはお母さんのフェロモンの匂いを嗅ぎ分けているそうです。その後嗅覚は衰えていきます。

聴覚と触覚も発達はしていますが、経験値が圧倒的に不足しています。ざらざらな表面は触ったらどんな感じがするのか、最初はわかりません。視覚はと言えば、赤ちゃんに目隠しをしておくと視神経が育たず弱視になるというほど未発達です。

刺激を受けないと感覚は育ちません。赤ちゃんがいろいろな刺激を求めるのは正常に発達するために、そしてこの世界を理解するのに絶対不可欠なものです。

まずは視覚から入る子がほとんどではないでしょうか。見て観察し、手を伸ばして触ってみて、ひらひら動かして音と形状を確認、そして舐めてみる。5感をすべて使ってモノの情報をすり合わせていくのです。

幼児になってからはご飯をべちゃべちゃにして遊んだり、泥遊びや水たまりに入ったり、まあ5感を刺激する遊びはママを困らせるものも多いですね💦 やらせてあげたいけど毎日はむり!心の余裕のある時は雨の中で思いっきり泥遊びを許してあげようなんて思いますが、一年に一回くらいしかできていないかも😅

遊ぶ目的② 発達を促す

発達には大きく分けて、①体の動き ②手先の動き ③精神(言語、社会性)の発達があります。これらはどれも、練習をしないと成長していきません。

ウチの10ヶ月の赤子を外に連れていったら、地面に座って遊びたがりました。座らせてみるとまず、ハイハイで移動して行きました(体の動きの発達)。次に手で小さな草をむしりました(手先の動きの発達)。そして草を口に入れました(笑)「食べないよ」というとこっちを向いて笑いました(社会性の発達)。

これらの一連の”遊び”は全部彼女が最近できるようになったことです。数ヶ月前にはハイハイもできなかったし、小さな草はむしれなかったし、私が「だめよ」と言っても理解していませんでした。まして叱られて笑ってごまかすなんて今日が初めてかも!!!

このように、小さな子供は毎日自分の能力を存分に発揮して遊ぶことで発達を促していきます。起きている間の全てを成長のために使っていると言っても過言ではありません。成長の塊です!すごいなぁ〜☺️

私はおままごとにつきあうのが苦手なんですが、社会性を伸ばすためには必要なのかもしれませんね😓

 

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遊ぶ目的③ 宇宙の法則を知る

子供たちは生まれながらにしてサイエンティストと思います。

例えば赤ちゃんが8〜9ヶ月頃、ある時「ものを落とすと下に行く」と気づきます。それからというもの、赤ちゃんはハイチェアからご飯を床に落としては下を見て探します。そして「ほら、何回落としても下に行くんだよ!」と言わんばかりに満面の笑顔を向けてきます。ママにとっては散らかされてたまったもんじゃありませんが、しょうがないです。重力を大発見したんですから!

物理の研究をしていることが一番多いと感じます。例えばビー玉を転がしたらどんな音がしてどのようなスピードでどこに向かって転がるのか。カーペットの上とフローリングの上でどう転がり方が違うのか。大人だったらだいたい転がす前から予測がつきますよね。でも子供にとっては初体験!全くわからないのです!

ミニカー同士を激突させたり、棒でソファをたたいたり、紙クズをリビング中に撒いたり、家中の引き出しをひらいたり。子供が理解不能なことをしていたら、何を見ているか観察してください。子供は何度も何度もいろいろな物に力を加えて何が起こるかを見ています。観察から物理の法則を学んでいるとしか私には思えません。

まぁ〜モノを破壊するのもその一つでしょうね💦 どれくらいの力を加えたらモノは壊れるのか学んでいるのか…

ちなみに、ものすごいIQが高い人で、落ち葉がはらはらと落ちるだけで数式が見える人がいるらしいです。そんな方はどんな子供だったんでしょう。

 

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遊ぶ目的④ 計画や問題解決の練習

遊びを通して子供は計画性も学びます。例えば毎日明け暮れるクラフトやレゴ。夢中でやっている姿をみると、行き当たりばったりではなく頭の中のイメージを実現しようとしているようです。そしてうまく行かないとあの手この手でトライします。

赤ちゃんでもやっていますよ。ウチの子はハサミで遊びたい願望がすごいです。遠くからでもハサミが見えると「オォー」と雄叫びを上げ、ハイハイしたりコタツによじ登ったり、ムリだったら反対側に回ったりしていろいろトライしています。

無限のトライアル&エラーを繰り返して人は成長していくのでしょうね。目標を達成したときの笑顔の輝きはまぶしいです。(ハサミを手にした赤ちゃんも満面の笑顔です!すぐに取り上げられて泣きます…)子供の計画に手を出したり口を出してはいけないとわたしは思っています。見守る、そして必要な時にはさりげなく背中を押したり励ましたりヒントをあげたりしていきたいです。

こどもは遊ぶことでいろいろなことを学んでいる

いま何を学んでいるのかな?と考えながらこどもを観察するとおもしろいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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