学校のカバンを忘れた。5つのことを学ぶチャンス!!
こんにちは。秋は雲がきれいで見とれてしまいます。
さて、先日娘は日本語の補修校のカバンを持っていくのを忘れました。
戻る時間はなかったのでそのまま行くしかない。
娘は車の後部座席でパニック。泣きそうです。
子育て中、こういうピンチは何度もありますが
その度に子供たちは大きく成長するきっかけになったと思っています。
私が考える『失敗の5つの効果』は…
① 責任を学ぶ
カバンを忘れたと気づいた時、
とっさに娘は「もう!おかあさんが入れないからー」と私を責めました
一瞬、確かにリマインドは忘れたなと思いましたが、考えて
「誰かを責めたくなる気持ちもわかるけど、カバンを持ってくるのは〇〇ちゃんのおしごとだよ」と静かに言いました
これを機に「学校に行く用意をするのは自分の責任」というマインドセットを
再確認できます。
さらに「カバン忘れちゃったから、先生に『カバン忘れました』って自分で言うんだよ」
と娘に言いました
娘は学校で感情を出すのが苦手で、
聞かれたことは答えられるけど自分から何も言えないタイプ。
いい練習になるなと思いました。
抵抗しそうだったので、5ポイントトークンをもらえることにしました。(20ポイントほど集めるとアイスクリームでお祝いです)
② 勇気を学ぶ
学校に着くなり、先生がにっこり「こんにちは〇〇ちゃん」と言うと
食い気味に
「せんせいかばんわすれたーーー!!!」
と娘が言いました。
勇気がなくなる前に言おう言おう、と娘が頑張ったのが見て取れたので、とてもうれしかったです。
今まで学校では聞いたこともないような大きな声でした。
先生が怒らず受け止めてくれると知っているからこそ「自分で先生に言うんだよ」と励ますことができます。
ほんとうにありがたいです。
上の子の経験だと、
一度勇気を出してこういう経験をすると、次発言するのはずっと簡単になります。
そのうち、なんでモジモジしていたのかわからないくらい先生ともお話しできるようになります。
③ 感謝を学ぶ
先生は優しく、「大丈夫ですよー、貸してあげるからね」といって
何事もなかったかのように娘を迎え入れてくれました
娘はすごくホッとした表情でした。
失敗すると周りの人のありがたさが
今まで以上にわかります
私も娘も、大きな声でお礼を言いました。
④ 柔軟性を学ぶ
小さい子は経験の数が圧倒的に少ないので柔軟性がありません
小さな失敗をしただけでお先真っ暗、全ておじゃんと本気で思っていることがあります
娘も、カバンを忘れたら学校にも行けないと思っていたらしく
「家に帰ってとってきてー!!」と
プチパニックになっていました。
カバンを忘れた娘のために、
先生は、ぼうしも袋もファイルも全部貸し出してくれました
失敗しても代わりの方法はある、
という経験を積むことは
かけがえのないことだと思います。
そのうち、失敗にも大きな失敗と小さな失敗があるということを学びます
⑤ 楽観性を学ぶ
学校へ向かう時はあんなに困った顔をしていたのに
帰りは晴れやかな笑顔の娘
なんと一番仲良しの子が、同じ日にカバンを忘れていたのです!
おそろいの指定カバンではなく
おそろいのビニール袋を手に並んだ娘とお友達
失敗してもなんとかなる、みんな失敗はするんだ
という経験を積ませてもらって
ありがたい限りです。
次回何か失敗した時も、勇気を出して責任はとって、でも誰かに助けてもらって、感謝して、笑って帰ってきてくれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました