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《離乳食レシピ》アレルギー食品の導入の仕方

 

アレルギー食品を試すたびにちょっとドキドキ。

第3子が6ヶ月になりましたが、うちでよく食べるアレルギー食品をほぼすべて試しました!

結果…   セーフ!

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今まで試した食品:卵、牛乳、ピーナッツ、キウィ、大豆、鶏肉、牛肉、もも、りんご、ごま

 

アレルギー食品はもっとたくさんありますがまあいいです。まつたけとか食べないし笑

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/pdf/food_labeling_cms101_200401_02.pdf

 

食物アレルギーの家族歴はないし、アトピーも軽度なのでリスクは少ないとは思いますが、数々の食物アレルギーを診ているのでいつもドキドキしながら新しい食品をあげています…

なぜアレルギー食品を早く始めた方がいいのか?

早くあげ始める方が食物アレルギーにかかりにくいという研究結果があるからです。

この発見は2000年代に入ってからの大どんでん返しでした。

小児科界でここまでひっくり返った常識を他に知りません。

 

以前は:アレルギー食品はなるべく大きくなってから導入しよう。いちごやオレンジは1歳まであげない!ナッツ類は3歳まであげない!なんて習ったのです。(歳がバレますが、2007年ごろ私がトレーニングを受けた頃の話です)

今は:なんでもかんでも早く始めてそれを継続しよう!

 

側からみたら、「なんじゃそりゃ!?」レベルに180度言ってることが違います。

驚いて目が飛び出る人のイラスト(女性)

それはさておき。新常識に従って我が家では4ヶ月から離乳食を開始しました。

※米国小児科学会のガイドラインでは離乳食を始めるのは6ヶ月からと推奨されています。ガイドラインに新しい医学常識が反映されるのは少し時間がかかります。

※家族歴やひどいアトピーのある場合などはハイリスクとなり、アレルギーテストをまず受けることが推奨される場合もあります。心配な場合は小児科医に相談してください!

 

導入の時期、量

研究では、生後3ヶ月から導入を始めて良い結果が出ているものもあります。つまり離乳食初期段階から始めてかまわないようです。

アレルギー反応が出るとしたら、食後すぐから3時間以内に出る場合がほとんどです。発疹や体調の変化がないかよく観察します。まれに反応に気づかなかったり、遅く反応が出る可能性もあるので、新しいアレルギー食品を試すのはひとつずつにします3〜5日は新しいものを試さずに様子をみます

アレルギー反応が出たらすぐに受診できるように、新しいものを試すのは平日午前中にしてね、と患者さんには言っています。

初めはほんの少量、徐々に増やす

アレルギー食品のレシピ

先に言っておきますがレシピと言えるたいそうなものじゃございません…汗

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卵:火を通せば通すほどアレルギー反応は出にくくなります。一番出にくいのはベイクしたものですが、時間がかかるので、やっぱり「かたくゆでた卵」が一番お手軽です!白身だけにアレルギー反応がある場合もあるので、最初は黄身だけか白身だけをあげるといいですね。それで大丈夫だったら両方を。

 

牛乳:母乳かフォーミュラをあげているので、牛のおっぱいを大量にあげる必要はありませんが、お試し程度に。バナナを試した後に、「ヨーグルトとバナナまぜまぜ」がカンタンです!「牛乳とライスシリアル/おかゆまぜまぜ」もいいですね!

 

ピーナッツ:「ピーナッツバターとバナナまぜまぜ」あたりがカンタンです。「bamba」(アメリカで簡単に手に入るピーナッツの粉入りのおかし。赤ちゃんせんべいくらいの硬さ)も手軽で美味しいです!細かく潰して何かに混ぜてもよし。

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ゴマ:ゴマは意外にアレルギーの子が多いです。ゴマ単体だと丸のみしてしまい、アレルギーがあるのに反応の出ない場合もあります。ゴマはだめだけどごま油は大丈夫、という子もいます。うちの子は「タヒニソースと豆腐まぜまぜ」をばくばく食べていました。練りゴマも楽ですね。

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タヒニソースは練りゴマ海外版です。フムスにはいってるやつ。うちは胡麻和えもこれで作っています

 

 

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