図鑑が本棚で忘れ去られないために
こんにちは。今日は末っ子ちゃんがやきもち焼きで上の子たちへの読み聞かせをじゃましてきてカオスでした…
さて、最近図鑑を8冊購入しました。(古本ですが)
図鑑のハードルの高さ
子供の頃、実家の本棚に図鑑が並んでいたのを覚えています。でも読んだ記憶が全くありません。
なぜなら、図鑑のイメージって「なんか興味ない虫が並んでいて面白くない説明が書いてあるだけ」
読書が大好きなわたしでもほとんど手をつけませんでした。
でも6歳の長男が読み聞かせの時に鳥や動物の図鑑を持ってくるので読んであげていると、
図鑑はおもしろい!
図鑑って本当に知識の宝庫で、大人になる前に知っておきたかった動植物の多様性やおもしろ豆知識がつまっているのです。
例えばカワセミのオスがメスに魚をプレゼントする時、メスはひなのようにオスに甘え、オスはメスが飲み込みやすいようにちゃんと魚の頭の方をメスに向けて差し出すんだとか… すごい気づかい!
これは「最近の図鑑ってよくできてるよねー」という話ではないんです。うちにあるのは前の世代からゆずってもらった2000年発行の図鑑です。ではなぜ今まで図鑑はおもしろくないというイメージがあったか?
図鑑のおもしろくなさ分析
図鑑のなにが面白くないのか勝手に分析してみました。
① 標本部分がおもしろくない
鳥でも飛行機でも、ずらずら並んでいるだけのところはおもしろくありません。せめて一言おもしろエピソードがないと。
② 使っている言語が難し過ぎ
正直大人のわたしが今読んでもよくわからない専門用語オンパレードです。これは子供が読む気はしないでしょう。
③ ストーリー性がなさすぎ
それぞれのコラムが短かすぎて、それがどうすごいのか子供にはよくわからないでしょう。
図鑑がおもしろくなるコツ
長男が今夢中になって図鑑を読んでいるので、なぜおもしろいと思っているのか分析してみました。
① 読み聞かせしている
はっきりいって図鑑は子供が自分で読むものではありません。読み聞かせるものです。図鑑が使っている言葉は難し過ぎて子供は萎えます。
② 噛み砕いて説明している
図鑑は、おそらく入れ込む知識量を最大限にするために、難解熟語オンパレードで短い説明が書いてあります。つまり字のコスパが高い分、子供には理解が難しいのです。大人が易しい言葉で噛み砕けば、子供も興味がそそられます。
③ 図鑑に興味を持っている人が近くにいる
読み聞かせしているわたしが前のめりになって読んでいるので、息子もつられてどんどん面白くなってきているんだと思います。お互いの火に油を注ぐように興味の炎を燃やしていければいいなと思っています。
④ 子供がオタク気質
多分同じことをしても娘は絶対に図鑑に食いつきません。いや、「プリンセス図鑑」とか「世界の紫のもの図鑑」なんてものがあると食いつくのかも?
明日も昆虫や飛行機や動物の図鑑を読むのが楽しみです。
↓次に欲しい図鑑です。息子は100%食いつきそう。
最後までお読みいただきありがとうございました。